ヤンキース首位から転落 4試合9三振の主砲ジャッジにブーイング ブーン監督は開始5球目で退場処分
◆米大リーグ ヤンキース0―2アスレチックス(22日・米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム) 【写真】ブチ切れ!ブーン監督は開始5球目で退場! 開幕から首位を快走していたヤンキースが22日(日本時間23日)、本拠のアスレチックス戦に0―2で敗れ、この時点でオリオールズにア・リーグ東地区の首位の座を明け渡した。 両軍無得点で進んでいた試合、9回アスレチックスがゲロフの3号2ランで均衡を破ったが。1番から始まる9回ヤンキースの攻撃に期待されたが、守護神ミラーに3者凡退。最後の打者ジャッジが空振り三振に終わると、地元なのにブーイングが巻き起こった。 一昨年62本のア・リーグ新記録を作ってMVPに輝き、オフに3億6000万ドル(当時のレートで約504億円)の9年契約を結んだジャッジだったが、今季は開幕から一向に打撃が上向かず打率1割7分4厘、3本塁打、11打点。特に本拠に戻った最近4試合は15打数2安打9三振と大ブレーキ。 パドレスから移籍のソトが安定した打撃を続けているだけに、今後もジャッジの不調が続くと好スタートを切ったヤンキースにとって痛手となる。 なお、この試合ヤンキースのブーン監督は、1回アスレチックスの先頭打者ルイーズの死球の判定。ファンの抗議をブーン監督のコメントだと勘違いしたウェンデルステッド球審から、プレーボール5球投げた場面で退場となった。
報知新聞社