湯布院駐屯地にミサイル連隊計画 市民団体「敵国の攻撃目標になる」住民説明会の開催要望 大分
大分放送
防衛省が陸上自衛隊湯布院駐屯地にミサイル連隊を新設する計画を巡って、地元の市民団体が会見を開き、住民説明会の開催を求めました。 【写真を見る】湯布院駐屯地にミサイル連隊計画 市民団体「敵国の攻撃目標になる」住民説明会の開催要望 大分 大分県由布市の住民グループは会見で、市民団体「湯布院ミサイル問題ネットワーク」を発足させたことを報告しました。防衛省は来年3月末までに陸上自衛隊湯布院駐屯地に長距離ミサイルの運用を想定した「地対艦ミサイル連隊」を290人規模で新設する計画です。 この計画をめぐって市民団体は、今の時点で国から説明がなく、地元の住民の間では「敵国の攻撃目標になるのでは」といった不安が広がっていると強調しました。 また、国に住民説明会の開催を求める要請書やミサイル連隊の役割などについて問う公開質問書を提出したことを明らかにしました。市民団体は「国はしっかりと説明責任を果たしてほしい」としています。
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