「つむぐマルシェ」のチラシ

　県内のフードやクラフトの店などを集めたイベント「つむぐマルシェ」が4月13日・14日、松本市立博物館（松本市大手3）で開催される。（松本経済新聞） 　主催は、インスタグラマーの小泉恵利奈さん。4万人以上のフォロワーがいる「松本カフェ」で、松本市周辺のカフェの情報を発信している。これまでインスタグラムで紹介した店舗、合わせて27店が参加。焼き菓子やアクセサリー、キャンドルなどを販売するほか、ドライフラワーを使ったスワッグ作りや木工のワークショップを用意する。小泉さんは「コンセプトは、人と人を紡ぐ。出店者の思いや、出店者とお客さまの縁を紡ぐイベントにしたい」と話す。 　小泉さんは2017（平成29）年、結婚を機に東京から松本に移住。カフェ巡りとカメラが趣味だったこともあり、子どもが幼稚園に入園したタイミングでインスタグラムを始めた。「ちょうど新型コロナが広がっていた時で、影響を受ける飲食店を見て、少しでも力になりたいと思った」と小泉さん。初めは店で食べたものを載せる程度だったが、詳しい店舗情報も紹介するようになったという。現在は、洋菓子店「5HORN（ファイブホルン）」の公式アンバサダーを務めるほか、市内の結婚式場や飲食店とコラボして商品開発をするなど、幅広く活動している。 　以前にもマルシェを計画したが、新型コロナや集客に不安を感じて断念したことから、「やっと形にできた」と喜ぶ小泉さん。松本市立博物館のインスタグラムを運用する「willB（ウィルビー）」（野溝西2）と企画。3月頭に開催が決まり、出店者に声をかけるなど準備を進めてきた。「お花見ついでにふらっと立ち寄ってほしい」とも。 　開催時間は10時30分～16時。