ロッタンの計量失敗でピューリック戦はキャッチウェイトに(C) ONE Championship

　6月8日（土）タイ・バンコクで開催される格闘技イベント『ONE 167』の計量が6日に行われ、ONEフライ級（135ポンド＝61.2kg）キックボクシング戦に挑むロッタン・ジットムアンノン（タイ）が3.5ポンド（1.4キロ）オーバー、ハイドレーションテストも失敗した。対するデニス・ピューリック（カナダ/ボスニア）は計量とハイドレーション共にパス。 　ピューリックがキャッチウェイトの試合を受けたため、この試合は141.25ポンド（64.06kg）のキャッチウェイトで行われ、ロッタンの報酬の25%がピューリックに渡される。 【フォト＆動画】額を合わせる超接近フェイスオフ！ 　ロッタンはONEフライ級ムエタイ世界王者。破壊力のある打撃と打たれても下がらない驚異のタフネスを武器とする激闘型のファイトスタイルで人気のファイターだ。今年1月のONE日本大会で、武尊との対戦が決定していたが、大会直前に左手を負傷し欠場となっていた。 　対するピューリックは15年にK-1で卜部功也と対戦するなど日本のファンにも馴染みのある強豪。22年5月からONEに参戦し、ムエタイルールで活躍している。現在2連勝と絶好調で、今年4月の前戦でジェイコブ・スミスを撃破。ONEフライ級ムエタイのランキングでは2位につけている。 　ひとまず試合は行われるが、ロッタンは昨年1月にも計量を失敗しており、今回も失敗となってしまったのは残念だ。明日の試合はどんな決着を迎えるだろうか。