配車アプリ「GO」、タクシーの相乗りサービス提供へ…今冬から開始方針
タクシーのドライバー不足が各地で深刻化するなか、タクシー配車アプリを提供する「GO」は、この冬から「相乗り」サービスの提供を開始する方針を発表しました。 相乗りサービスは目的地の近いユーザー同士が1台のタクシーで、通常より安い料金で利用できるもので、運転手不足となる中で普及が期待されています。 大型商業施設や病院などが多い都内の「豊洲」や「勝どき」などの湾岸エリアから、東京駅などターミナル駅への移動の需要が特に高いということで、「GO」はまずはこれらのエリア内で複数の地点を設定し、客が乗り降りする地点を選択できるようにするということです。 乗車予約をするときに同乗者の有無が確定し、乗車金額は同乗する人数に関わらず、通常のタクシー運賃の5~6割程度にする予定です。 GOの中島宏社長は、「新たな移動の足によって社会インフラの強化や回遊性向上による街の活性化、複数輸送による渋滞解消など、社会にとって良い影響を及ぼすサービスとなることを目指し、新規サービスの開発を進めてまいります」とコメントしています。