乃木坂山下美月卒コン、3期生が思い伝え涙「器用に見えて不器用で」「『くぼした』幸せでした」
乃木坂46山下美月(24)が12日、東京ドームで行われた自身の卒業コンサートをもって、グループから卒業した。 【写真】卒業コンサートで梅澤美波と抱き合う山下美月 女優業でも大活躍したエースの1人。最後までこだわり抜いた演出を詰め込んだステージで、2日間で10万人を魅了した。約8年間駆け抜けたアイドル生活を締めくくった。 ステージでは同期の3期生メンバーらがユニット曲をともに歌唱し、山下への熱いメッセージを届けた。 山下と2人で「ファンタスティック3色パン」を披露した梅澤美波(25)は「ちょっと真面目にメッセージを」と切り出し「私はいつからかやま(山下)のことがすごく心配で、すごくがむしゃらに頑張る姿と何かもがいているように見える姿を近くで見て、そういう時私はなかなか力になれなかったなと思ってました」と語った。 「本当にここまで頑張ってくれて、近くでいられる同期でいられて本当にうれしかった。私は器用に見えて不器用な山下が大好きでした!」と思いを伝えた。山下は「まだ泣きたくないよ~」と感極まった様子で、「一番というくらい頼れるメンバーは梅でした」と固く抱き合った。 その後は「1・2・3」を伊藤理々杏(21)とともにパフォーマンス。「言霊砲」は久保史緒里(22)、与田祐希(24)とともに3人で披露した。 与田は、山下に向け「うれしいこと、たのしいことたくさんあったし、その分しんどいことや辛いことも一緒に乗り越えてきたね。アイドルとして最後の姿がすごくキラキラしていて、自分のことのようにうれしいです」と伝え、「あなたは3期生の、乃木坂の誇りです」とほほ笑んだ。 久保は「最後に言わせてください、山下をずっと尊敬していたし大好きでした」と涙で言葉を詰まらせた。「山下の隣にいて『くぼした』って呼んでもらえたり、一緒にこうやって歌えて本当に幸せでした」と伝えた。山下も涙ぐみながら、3人で身を寄せ合った。