【速報】"自公過半数割れ"「旧安倍派原因 元幹部として反省」当確の世耕氏 和歌山2区 衆院選2024
「裏金問題」の処分を受けて、自民党を離党し、無所属で立候補していた世耕弘成さんが、和歌山2区で当選を確実にしました。 【LIVE】衆院選2024 選挙特番 開票速報 10月27日(日)よる8時ごろ~生配信〈カンテレNEWS〉 世耕さんは、自民党と公明党の獲得議席が過半数を割るとも指摘されていることについて、「旧安倍派が原因をつくったという面も非常に大きい。元幹部でその原因をつくったことは真摯に反省しなければいけない」と述べました。
■「自民離党・鞍替え」の世耕氏と「自民公認」の二階氏 「分裂選挙」
経済産業相などを歴任した世耕さんは、自民党安倍派の政治資金問題を受けて離党し、5期務めた参議院から衆議院和歌山2区にくら替え出馬。 一方自民党は、「裏金問題」の責任をとって政界を引退した、二階俊博元幹事長の三男・二階伸康を同じ選挙区で公認し、「分裂選挙」となっていました。
■「『もう一回仕事をせえ』と言ってもらえるかどうかの選挙」
世耕さんは、支援者に対して次のように話し、まず感謝しました。 【和歌山2区当選確実 世耕弘成さん】「今回の選挙は、派閥の『裏金』の問題で、安倍派の幹部の一人として責任をとって、離党した私に対して、『もう一回、今までの経験を活かして、仕事をせえ』と県民の皆さんから言ってもらえるのかどうかをお伺いする選挙というふうに申し上げてまいりました。 まず和歌山2区の有権者のみなさんに、感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」
■"自公過半数割れ"「旧安倍派が原因を作った 真摯に反省しなければ」
そのうえで、「自民党と公明党の獲得議席が過半数を割る」と取りざたされていることについては、次のように述べました。 【世耕さん】「ひとえに、我々の所属していた旧安倍派が原因を作ったという面も、非常に大きいというふうに思います。 私も元幹部であります。その原因を作ったことは真摯に反省しなければいけないし、今後の政治への国民の信頼回復へ向けて、一番努力をしなければいけない立場だというふうに思っております。 今回これだけ、『政治とカネ』に対して、国民のみなさんの見方が厳しいということを痛感させていただきました。 今までの概念を超えた、『政治とカネ』に関する改革というものが、これから必要だと思います。その中で、私自身もこういう立場にありながら、当選をさせていただいたものとして、責任を持って『政治とカネ』の改革、政治資金の透明化にしっかりと汗をかいていくということをお誓いを申し上げたいと思います」
関西テレビ