【写真：Getty Images】

　現在スポルティングCPで指揮を執るルベン・アモリム監督は、様々なメディアから去就を報じられている。現地時間9日にはドイツの『Sky Sport DE』によって「リバプールと口頭合意した」とも伝えられた。この状況に、代理人業を営むハサン・チェティンカヤ氏がポルトガル紙『A Bola』を通じてコメントを出している。 【動画】何度でも見たい！ 遠藤航のゴールが衝撃的！ 　アモリム監督率いるスポルティングCPは、現在ポルトガル1部リーグで首位を独走。1試合少ない中で2位のベンフィカとの勝ち点差は「4」で、チームは2020-21シーズン以来のリーグ優勝に手がかかっている。なお、20-21シーズンでトロフィー獲得に導いたのも、アモリム監督だ。 　同氏はいま、今季限りでリバプールの指揮官退任を発表したユルゲン・クロップの後任として、最有力候補のひとりに挙げられている。そしてアモリム監督がスポルティングから離れる場合、クラブのエースにも大きな影響があるようだ。 　今季リーグ戦26試合に出場して22ゴール10アシストを記録するスウェーデン代表FW ヴィクトル・ギェケレシュは、「アモリム監督のためにスポルティングに来た」という。選手の代理人であるチェティンカヤ氏は『A Bola』に対して以下のように語っている。 「ルベンがリバプールに移籍する可能性があることに驚きはない。もし、彼がスポルティングを去れば、ヴィクトルにとって残留は難しくなる。なぜなら、ヴィクトルはまさにルベンのために来たのだから」 　また、チェティンカヤ氏によると「昨夏の段階で8つのクラブがギェケレシュに対して興味を持っていた」という。昨シーズンの同選手はイングランド2部のコベントリーで公式戦22得点を挙げていたが、今季の勢いはそれを上回っている。