「ビール」初心者が知っておきたいコト。老舗ビヤホールのマスターに教わる、おいしい飲み方の極意とは?【お酒と仲良くなってみ隊!】
「一杯目はビール!」なんて大人たちはよく言うけれど、なぜそこまで愛されているのだろう。本当に美味しいビールの極意を知ると、その理由がわかるはず。今回はビール初心者に知ってほしい4つの知識を、神保町の老舗名店『ビヤホール ランチョン』の現マスター、鈴木寛さんに教えてもらった。 【画像】「ビール」初心者が知っておきたいコトをもっと見る!
キンキンに冷えすぎたビールに注意!
「”キンキンに冷えた”ビールがおいしい!というイメージはありませんか?たしかに冷えたビールは喉越しがいいかもしれません。が、ビールそのもののおいしさを味わえないと思います。ビールはその苦みや香りも含めて、本当においしい飲み物。だからこそ、初心者のみなさんには”程よく冷えた”ビールを楽しんでほしいです。例えば、お風呂上がりの一杯を楽しみたいときは、お風呂に入る前に冷蔵庫から出しておくと、ちょうどいい冷たさになります。普段は冷蔵庫の扉内側にある上段のポケットで保管すると冷えすぎないのでGOOD。キンキンではないビールのおいしさを知ったら、あなたもビール上級者ですよ!」。
家でビールを飲むときは「グラス」に注ごう。
「缶ビールなどを飲む際には、グラスに注ぐことをオススメします。そうすることで泡が立ってガスが抜けるので、まろやかな口当たりになるからです。泡はビールが空気に触れて酸化するのを防ぐ、蓋の役割もしてくれるので大切です。また、グラスに油などの汚れが付着していると、ビールの泡立ちを邪魔してしまいます。グラスを洗うスポンジを、食器用とは別にするだけで泡立ちが格段に良くなります!ぜひ、試してみてくださいね」。