ロシア原潜が宗谷海峡通過 最新型、航行を初確認 海自
防衛省統合幕僚監部は11日、ロシア海軍のヤーセン級原子力潜水艦など4隻が、北海道の宗谷海峡を通過したと発表した。 ヤーセン級はロシアの最新鋭攻撃型原潜で、海上自衛隊が航行を確認したのは初めて。 同省によると、11日午前8時ごろ、宗谷岬の北東約80キロのオホーツク海を西進するヤーセン級原潜やウダロイ級フリゲート艦などロシア海軍の艦艇4隻を海自が確認。4隻はその後宗谷海峡を西に抜け日本海に進んだ。海自のP3C哨戒機が警戒監視と情報収集を実施した。同省は原潜が浮上航行していた理由などを分析している。