国も後押しする、教育現場のDX「エドテック」関連6銘柄
コロナ禍でオンライン授業が浸透しました。技術革新によって教育現場を支援する「エドテック」ビジネスが勃興しています(写真:yoshan/PIXTA)
新学期が始まった。ほとんどの大学で対面授業を再開・拡大する。だが、コロナ禍で浸透したオンライン授業が役目を終えるわけではない。これからはオンラインと対面のよいところを併せ持つ、新しい学びの場作りの実践が求められる。まさに、教育DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進である。 エドテック(EdTech)とは、教育(Education)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、新しい技術革新によって教育を支援していくシステムやサービスを指す。IT技術などを活用することで教育現場にイノベーションを起こすことをビジネス目的とする。 エドテックの発祥はアメリカとされ、リーマンショック後、教育や事業の人材育成での活用法として注目を集めた。最近では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界中でオンライン学習が普及したことを受けて急拡大。エドテック関連ビジネスとして世界中でスタートアップ企業が登場し、とくに中国やインドでユニコーン企業が誕生している。
本文:2,362文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
野津 滋