オリックス宇田川

オリックス・宇田川優希投手（26）が22日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、1100万円ダウンの年俸3700万円でサインした。 右肩痛で出遅れた今季は4月に初昇格するも、振るわず5月に2軍降格。8月に再昇格して以降は安定した投球を続けていたが、9月13日のソフトバンク戦（京セラ）での登板時に右肘の違和感を訴えて途中降板し、「右肘浅指屈筋の筋損傷」と診断された。けがに泣いた1年に「本当にいろいろ難しい1年だったなと感じた」と悔しさをにじませた。 現在はキャッチボールを再開するまでに状態は回復しており、リハビリは順調の様子。「ウエート（トレーニング）もやり方も変えてますし、ピラティスも始めたり、いろいろ今は試している」と語った。 昨季は自己最多の46試合に登板し、リーグ優勝に貢献した。挽回を期す来季へ「キャンプからアピールして、いいところに投げさせてもらえるようにしないといけない。そこは本当に負けたくない」と闘志を燃やした。 また、池田陵真外野手（21）は現状維持の年俸800万円で更改し、「３年間やってきて一番悔しい年だった」と振り返った。今オフにはチームメートで3学年先輩の太田椋と自主トレを行う予定で「逆方向の打球の飛ばし方を。すごく打球が伸びていくのでそこを教えて欲しい」と話した。（金額はすべて推定）