「クラブがノーと言えばノーだ」エムバペ、移籍なら五輪出場は不可能!フランス代表監督が示唆、レアルが招集拒否を通達
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペが、今夏にレアル・マドリードへ移籍した場合、母国フランスで開催されるパリ五輪への出場は不可能となりそうだ。フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が示唆したと、英メディア『ビーサッカー』が報じている。 【画像】レアル・マドリード最新スタメン&フォーメーション エムバペとPSGの契約は今年6月末で終了するが、現時点で契約延長に向けた動きは無い。選手は契約満了6ヶ月前から他クラブとの交渉が可能となるため、レアルが同選手の獲得に乗り出す可能性がある。同選手もレアルでのプレーを望んでいることを明かした時期があるため、レアルへ移籍するチャンスがあるならオファーを受け入れるかもしれない。ただし、その夢を実現することは、同時にパリ五輪出場を諦めることになりそうだ。 同メディアによると、レアルがフランスサッカー連盟(FFF)に対し、所属選手をパリ五輪へ送り出さないことを記載した手紙を送ったという。その手紙の存在をデシャン監督も認めており「彼らがその手紙を送ったことは少し前から知っていた。クラブが決めることだし、クラブがノーと言えばノーだ」と語っている。五輪は所属クラブに選手を送り出す義務がないため、その意思を表明した形となった。
フットボールチャンネル編集部