フランス代表がEUROベスト4へ(Getty Images)

[7.5 EURO準々決勝 ポルトガル 0-0(PK3-5) フランス ハンブルク] 【動画】女優が日本代表戦に来場→“一般人”として地元TVのインタビュー受ける 　フランス代表が2大会ぶりのベスト4進出を果たした。EURO2024準々決勝が5日に行われ、ポルトガル代表と対戦。0-0で突入したPK戦を5-3で制し、2000年大会以来の優勝へまた一歩前進した。準決勝は9日に開催され、スペイン代表と対戦する。 　優勝候補同士の一戦らしく開始から高いインテンシティでぶつかり合う中、ポルトガルは左ウイングのFWラファエル・レオンを起点にゴールへ迫った。対するフランスはDFウィリアン・サリバを軸とした中央の守備が堅く、相手に決定機は作らせない。 　前半20分にはフランスDFテオ・エルナンデスが左足の無回転シュートでゴールを襲うが、GKディオゴ・コスタが好セーブ。前半はスコアレスで終了した。 　ハーフタイムが明けると、両チームとも徐々にチャンスの数を増やしていく。後半16分、ポルトガルDFジョアン・カンセロのスルーパスからペナルティエリア右のMFブルーノ・フェルナンデスが右足でシュートを放つが、GKマイク・メニャンに阻まれる。さらに、その流れからカンセロが左足でシュート。しかし、枠を外れて先制とはならない。 　後半18分にはレオンが左から折り返し、MFビティーニャが右足で合わせるも、メニャンの正面。ゴール前にいたFWクリスティアーノ・ロナウドも押し込むことはできなかった。 　一方のフランスは後半21分にビッグチャンス。FWランダル・コロ・ムアニがペナルティエリア右に抜け出し、右足を振り抜く。だが、シュートはスライディングしたDFルベン・ディアスに防がれる。途中投入のFWウスマン・デンベレが右サイドで相手の驚異になると、同25分にはゴール前でこぼれ球を拾ったMFエドゥアルド・カマビンガが右足で狙うも、わずかにゴール左へ外れた。 　終盤には積極的な攻撃参加を見せたMFエンゴロ・カンテが立て続けにシュートを打つが、D・コスタの牙城を崩すまでには至らず。さらに後半アディショナルタイム3分、FWキリアン・ムバッペが右足でコントロールショットを放つも、D・コスタが冷静にセーブ。そのまま0-0で後半終了となった。 　延長戦で最初に絶好機を迎えたのはポルトガル。開始3分、MFベルナルド・シウバが右サイドをえぐり、折り返しにC・ロナウドが右足で合わせる。しかし、至近距離からのシュートは枠外へ。延長後半3分には右のFWフランシスコ・コンセイソンのクロスから大外の途中出場FWジョアン・フェリックスがヘディングシュートを放つが、左外のサイドネットを直撃する。延長前半終了時にムバッペを下げたフランスも決め手を欠き、勝負の行方はPK戦に委ねられた。 　PK戦では両チームとも2人目まで成功すると、後攻ポルトガルの3人目を務めたJ・フェリックスが失敗。先攻フランスは5人目まで全員が決め、PK5-3で勝利を収めた。