大阪ミナミ 600人の渡御船団が威勢よく「道頓堀川船渡御」
大阪ミナミ 600人の渡御船団が威勢よく「道頓堀川船渡御」
道頓堀川を勇壮に進みます──。大阪市浪速区の難波八阪神社と道頓堀川船渡御保存会は13日夜、恒例の「道頓堀川船渡御」を行い、法被姿の氏子らが乗った渡御船団が掛け声とともに道頓堀川を行き交った。 【動画と拡大写真付き】大阪・平野のだんじり「九町合同曳行」幹線道路埋め尽くす
同神社などによると、この船渡御行事は江戸時代に「天神祭」と並んで盛大に行われていたと伝えられているという。江戸中期以降に船渡御も途絶えていたが、2001年に氏子衆と地元企業の熱意で230年ぶりに復活した。 今年は合わせて22隻、約600人が乗り込んだ渡御船団が、湊町船着場から道頓堀川を掛け声をあげながら勇壮に行き交い、ミナミの夏を盛り上げていた。