【NFL】ブロンコス戦を受けてオフェンスを立て直す可能性について言及したビルズQBアレン
ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットは試合後に「ターンオーバーを4回も喫してはならない。以上だ」と述べている。
アレンはブロンコス戦の第2クオーターにタッチダウンパスを通し、第4クオーターにはタッチダウンランで逆転に成功するなど、いつものように熱いプレーを見せた一方で冷めたプレーも見せた。しかし、最近は後者のプレーが多くなり、問題となっている。
マクダーモットHCは「彼は良いプレーをするときもあれば、そうでないときもあると思っている。ターンオーバーを喫してはならない。だから、私たちはそれを解決しなければならない」とコメント。
4回のターンオーバーはあったものの、アレンが試合終了まで残り1分55秒の時点で6ヤードのタッチダウンランを決めたおかげで、ビルズはこの試合で初めて逆転に成功。そのまま逃げ切って勝利をつかむかと思われた。
しかしながら、最終的にブロンコスが勝利を決めたドライブで、ビルズは致命的なペナルティを2回科されている。
まずは試合終了まで残り35秒、第3ダウン残り10ヤードの場面で、コーナーバック(CB)タロン・ジョンソンにパスインターフェアランスの判定が下され、ブロンコスが28ヤード前進することになった。ビルズがタイムアウトを2回とり、ブロンコスがニールダウンを3回実行した後、ブロンコスはルッツに決勝フィールドゴールを決めさせるべく、急いでフィールドに集合。そこでルッツは失敗したが、そのときビルズの選手が12名フィールドに出ていた。
そうした失敗は「許しがたいことだ」とマクダーモットHCは述べている。
2度目のチャンスを得たルッツは、フィールドゴールを決めた。
アレンは試合後の心境について「最悪だ。そもそもああいう状態になるべきじゃなかった。悪いフットボールが多かった」と語っている。
繰り返しになるが、アレンはビルズのここ6試合のことについて話しているのかもしれない。その間にビルズは勝率.500以下のチームに2敗している。