「安倍やめろ!」ヤジ排除問題で報告集会 原告「警察の排除で、むしろ何万倍にも拡散」 北海道札幌市
北海道放送(株)
道警によるヤジ排除問題で、道を相手取り訴訟を起こした原告らが、最終報告集会を開きました。 この問題は2019年の参院選で、当時の安倍総理にヤジを飛ばした市民2人を警察が排除したもので、8月に桃井希生さんの排除は違法だとする判決が確定しました。 札幌での集会では、原告の1人、大杉雅栄さんが裁判を振り返りました 原告・大杉雅栄さん 「警察がぼくたちを排除したことによって、むしろその声が何万倍にも拡散されていったというところは、ざまあ見ろとしか思わない」 また、集会に参加した憲法学者の木村草太さんは「表現の自由は、個人だけでなく社会を豊かにするもの。排除によって痛い目にあうと思うとみんなが表現行為をしなくなってしまう」と語りました。
北海道放送(株)
【関連記事】
- ▼泣きながら「自分は見ていただけ」江別男子大学生“集団暴行死”事件、暴行を加え聞き出した暗証番号で十数万円引き出しか 逮捕された女子大生らの供述や証言からたどる事件の闇
- ▼「女装した男性の避妊具なしの性行為」が事件の発端、瑠奈被告と父親の公判も見すえた攻防…検察「遺体を弄ぶことまで計画、“奴隷扱い”の両親は抗えず」弁護人「『おじさんの頭を持って帰ってきた』で、この世の地獄」
- ▼17歳女子高校生の衣服脱がし、土下座で謝罪を撮影後「落ちろ」「死ねや」内田梨瑚被告の“舎弟”19歳の女を殺人罪などで起訴 北海道旭川市
- ▼「呼びかけないと命が落ちちゃうと思って、呼びかけて、呼びかけて、呼びかけたけど、出血が半端なくて…」飲酒運転で死亡事故、目の当たりにした女性語る緊迫の現場とドラレコ映像 北海道小樽市
- ▼【クマと衝突の瞬間】国道を走行中の乗用車に体長2メートルほどのクマが衝突 茂みから突然現れてぶつかり、車のフロント部分やボンネットが激しく損傷 北海道音威子府村