123期ルーキーチャンピオン・篠田幸希が誓い立てる「S級で、ラインの先頭で引っ張っていけるように」/松山競輪G3
松山競輪「開設74周年記念・金亀杯争覇戦(G3)」は10日、最終日を終えた。9Rのルーキーチャンピオンレースを優勝した篠田幸希(25歳・群馬=123期)に話を聞いた。(アオケイ・八角記者) 単騎勢によるイン斬り合戦の後、打鐘から浮島知稀が篠田幸希-牧田悠生を連れて迷わず踏み込み先行態勢へ。3人が出切って、4番手に青木瑞樹-山根慶太の岡山勢が入るも上越トリオの勢いの良さに車間が空く。単騎勢は後方に置かれてしまい、何とか棚瀬義大が踏み上げて反撃に出るが、篠田が3角から番手捲りを打つ。そのまま篠田が牧田を振り切って1着ゴール。2着は牧田、3着は前々に攻めた青木。
優勝 篠田幸希
作戦通りに上手くいったけど、浮島君のダッシュが凄くて離れかけて危ないと。でも、付け切れたので良かった。出切った後は後ろの気配もなく、なかなか来なかったし、これは行けるかなと思いました。少し後ろの気配を感じて踏み込んだけど、感触が良かったし、押し切れると確信した。浮島君がいなければ勝てていないと思うし、本当に感謝しています。今回、番手回りを経験して戦法の幅は広がる良い経験になった。これからは先行力をもっと付けて、近い将来S級でラインの先頭で引っ張っていけるように頑張ります。