アルゼンチンのミレイ大統領、信奉するトランプ氏の大統領就任式に出席へ
【リオデジャネイロ=大月美佳】南米アルゼンチン経済紙アンビト・フィナンシエロは12日、ハビエル・ミレイ大統領が来年1月、米国のトランプ次期大統領の就任式に出席するため、渡米すると報じた。アルゼンチン大統領府の幹部筋の話として伝えた。
報道によると、トランプ氏がミレイ氏を就任式に招待した。アルゼンチン政府は、両大統領の「思想的・個人的親和性の高さ」の表れとの見解を示した。
右派のミレイ氏はトランプ氏を信奉し、今年2月に渡米して初めてトランプ氏と面会し、支持を表明した。米大統領選後には、外国首脳として初めて当選後のトランプ氏と米フロリダ州で会談した。
就任式は来年1月20日に催される。米CNNによると、中国の習近平(シージンピン)国家主席のほか、いずれも右派のイタリアのメローニ首相、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領も招待された。首脳級の参加は異例とされる。