全仏OP準優勝のズベレフ 疲労蓄積で母国芝大会はスキップ「準備ができていない」<男子テニス>
ボス・オープン
男子テニスで世界ランク4位のA・ズベレフ(ドイツ)は11日、第1シードとして出場予定だったボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)を疲労の蓄積により棄権すると発表した。 【大坂vsラメンズ 1ポイント速報】 27歳のズベレフはクレーシーズンで躍動。5月はBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で優勝を飾ると、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではC・アルカラス(スペイン)に敗れたものの、準優勝を果たした。今季マッチ34勝10敗と好成績を残した前半戦を過ごしている。 ドローが発表された段階ではボス・オープンへ第1シードで出場を予定していたズベレフだが、11日に疲労の蓄積で棄権することが発表された。 「ここ数週間、多くのテニスをプレーし、パリでは決勝に進み、タフな5セットを戦った。僕の体は、クレーから芝に移行する準備ができていないと感じているんだ」 同大会のラッキールーザーとして世界ランク116位のR・ガスケ(フランス)が本戦入り。ズベレフは1回戦免除だったため2回戦から登場し、初戦で同70位のB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。