阪神大震災、忘れないで 福島県双葉町の原子力災害伝承館で初のパネル展
神戸市の「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」は2月24日まで、福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で、初のパネル展「振り返る阪神・淡路大震災」を催している。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経験した県民に、阪神淡路大震災の教訓を伝えている。 伝承館の共催。復興の歩みや防災の在り方を次世代につなごうと企画した。阪神淡路大震災が発生した1月17日に合わせて開いた。 阪神淡路大震災の被害や復旧・復興の状況を、写真やデータで紹介するパネル11枚を展示している。発生の瞬間を再現した映像も流している。当時の緊迫した状況を感じ取れる展示物が並んでいる。 観覧無料。時間は午前9時から午後5時(最終入館午後4時30分)まで。火曜日休館、2月19日から22日まで臨時休館。 関連イベントとして今月14日に伝承館で「福島で語る、阪神・淡路大震災」を開く。伝承館と阪神淡路大震災の語り部が震災発生当時を振り返り、被害や教訓を後世に伝える大切さを語り合う。時間は午後1時30分から午後3時45分まで。問い合わせは伝承館へ。