飲酒運転の根絶強化 21日から秋の交通安全運動 福島県警など出動式
秋の全国交通安全運動は21日から30日まで福島県内各地で展開される。県警や交通団体が10日間、交通事故防止や飲酒運転根絶に向けた取り組みを強化する。 県や県警本部、福島市、交通団体などは18日、福島市のJR福島駅東口駅前広場で出動式を行い、関係者約100人が参加した。内堀雅雄知事が「自転車のヘルメット着用は大人が模範を示さなければならない。県全体に広げ、交通事故を徹底的に減らそう」とあいさつした。森末治県警本部長は飲酒運転の取り締まりを強化する考えを示し、木幡浩福島市長は子どもと高齢者の交通事故防止を呼び掛けた。 吉井田小マーチングバンド部が演奏を披露した後、同校の児童と福島大の学生、市老人クラブ連合会の代表が交通安全誓いの言葉を述べた。県警本部交通機動隊の白バイやパトカーが市街地のパトロール、交通取り締まりに出動した。