タモリ震撼 日本の魚が海が大変だ…テレ朝系19日「タモステ」で徹底検証
タレントのタモリ(78)が、MCを務める19日のテレビ朝日系特番「タモリステーション」(後8時)で「日本の魚が変だ~いま、海に何が起きているのか~」をテーマに、日本の海と海洋生物の未来を徹底検証する。 近年、冬の東京湾では“夏の魚”であるタチウオの漁獲量が増加。昨年1月には、大阪湾と東京湾で立て続けに巨大クジラが出現した。また「新巻鮭」で有名な岩手のサケ漁は、2014年の漁獲量約1万5000トンから23年は96トンと、10年間で99%減を記録。地球温暖化による海水温の上昇が原因と言われているが、その他の理由にも迫る。 専門家に加え、ダイビングと海を愛する女優・木村文乃(36)をゲストに迎え、その収録を終えたタモリは、「“魚”という切り口から検証を進めましたが、魚だけの問題ではない」と気付いたという。「海に目を向けてみると、今、大変なことが起きているんですよね。そしてそれが地球規模の温暖化とつながっているんです」と警鐘を鳴らした。 また、料理好きとしても知られるが「10年ほど前、鮮魚店の店頭から関あじ、関さばの姿が消えたんです。以来、ずっと関あじ、関さばの入荷があまりなかったのですが、今回、番組が調べたブランド魚の漁獲高の減少時期とも一致。改めてこういうことだったのかと合点がいきました」。地球温暖化についても「CO2排出量の削減への取り組みは『こんなこと、自分ひとりがやってもたいした効果はないだろう』と思ってしまいがちですが、小さなことでも積み重なれば、確実に削減できるんです。ぜひともみなさんに考えてもらいたい」と呼びかけた。
報知新聞社