【J1順位表】“上位陣に明暗” 神戸、横浜FM、浦和は勝利 名古屋、鹿島、C大阪、広島は勝利ならず優勝争いから大きく後退
サッカー明治安田生命J1リーグ第28節の9試合が23日、24日に開催。 混戦となっている優勝争いの中で、勝利を飾ったのは神戸、横浜FM、浦和の3チーム。首位神戸が勝ち点55、2位横浜FMが勝ち点54、3位浦和が勝ち点49となっています。名古屋、鹿島、C大阪、広島の4チームは勝利できず、上位3チームと差をつけられています。J1残留争いにいる下位3チームの柏、横浜FC、湘南はいずれも黒星で順位に変動はありません。 【画像】前節終了時のJ1順位表
新潟3-1横浜FC(デンカビッグスワンスタジアム)
◆得点者【新潟】三戸舜介、渡邊泰基、高宇洋【横浜FC】ユーリ・ララ 新潟はホームで攻撃陣が活躍。前半6分に三戸舜介選手が素早いターンからの左足でのシュートで先制。1度は同点に追いつかれるも、後半にはCKから渡邊泰基選手のヘディングで勝ち越し。さらにパスワークで横浜FCの守備を崩すと、高宇洋選手のミドルシュートで3点目。横浜FCを下した新潟は4試合ぶりの勝利を手にしました。
FC東京3-2鳥栖(味の素スタジアム)
◆得点者【FC東京】アダイウトン、渡邊凌磨、俵積田晃太【鳥栖】長沼洋一、富樫敬真 リーグ戦最近4試合で3敗のFC東京は、前半鳥栖に2失点を奪われる苦しい展開。それでも後半に猛反撃。後半9分、バングーナガンデ佳史扶選手のピンポイントクロスにアダイウトン選手が頭で合わせ1点差。さらに後半14分、またもバングーナガンデ選手のクロスから、最後は渡邊凌磨選手が決めて2-2の同点。そして後半42分、渡邊選手のシュートを相手GKが弾くと、こぼれ球に俵積田晃太選手が押し込み決勝点となりました。0-2から3得点を奪い大逆転勝利のFC東京は、5試合ぶりの勝利となりました。
名古屋1-1札幌(豊田スタジアム)
◆得点者【名古屋】キャスパー・ユンカー【札幌】小林祐希 最近リーグ戦で7試合複数得点がなく、勝利を積み重ねることのできない名古屋。0-0で迎えた後半5分、ロングボールから抜け出したキャスパー・ユンカー選手が決めて先制ゴールを奪います。しかし後半21分、札幌のパスワークで守備を崩されると、最後は小林祐希選手に押し込まれ失点。この日のシュート数は3本と、札幌のゴールになかなか迫れなかった名古屋は8試合連続複数得点なし。勝利からは5試合(2分3敗)遠ざかっています。