FWながらリヴァプール内で“4番目”に多いタックル成功数 限られた時間でも走り続けるヌニェスの献身性
デクラン・ライスよりも多い数字
23日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節でライプツィヒと対戦したリヴァプールは、敵地で1-0の勝利を収めた。このゲームで決勝点を奪ったのはFWダルウィン・ヌニェスだが、ヌニェスの魅力は攻撃部分だけではない。 高く評価されているポイントの1つが守備意識だ。今季よりアルネ・スロットが指揮するリヴァプールではFWディオゴ・ジョタが最前線に入る機会が多く、ヌニェスのリーグ戦での出番はここまで196分間とかなり限られている。 しかし、ヌニェスは出場するたびにハードワークしている。印象的な数字として、今季ヌニェスはリーグ戦で9回のタックルを成功させている。これはチームで4番目に高い数字であり、アーセナルMFデクラン・ライス(7回)よりも多い。 元よりヌニェスはスピードのある選手なため、それを守備面でもきっちりと活かしている。スロットの下ではジョタの方が優先されているが、ヌニェスも欠かせぬ実力者だ。 ジョタは先日のチェルシー戦で肋骨付近を負傷しており、今回のライプツィヒ戦も外れている。こうした時こそヌニェスの力が必要で、ライプツィヒ戦での決勝ゴールは良いアピールとなったはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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