【バレー】天皇杯・皇后杯ファイナルラウンドが開幕。男子はV1のヴォレアスを破った近大など大学、高校勢が健闘。女子も青学大、東女体大がV2チームを下し、2回戦へ
令和5年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは8日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開幕。初日は男女の1回戦を行った。 男子は近畿大がV1のヴォレアス北海道にフルセットの末、勝利。全日本インカレ覇者の早稲田大はクラブチームの岡崎建設Owlsをストレートで下した。福岡大はトヨタ自動車サンホークスに、天理大はアイシンティルマーレにそれぞれフルセットで勝利。ともにV2のチームに勝利し、2回戦に駒を進めた。 高校勢は駿台学園高が高知工科大をストレートで下し、高校チームでは男女通じて唯一の2回戦進出。昇陽高も東亜大とフルセットにもつれ込み、最終セットもデュースになる激闘となったが、惜敗し、姿を消した。 一方の女子は東京女子体育大がブレス浜松に、青山学院大がJAぎふリオレーナにストレート勝利。ともにV2のチームを破り、2回戦進出を果たした。注目の姉妹対決となったV2のヴィクトリーナ姫路対東海大の試合は、姉の宮部藍梨が所属する姫路が妹の宮部愛芽世が主将として牽引する東海大にストレートで勝利。第3セットは30-28のデュースにもつれ込む接戦となった。JTマーヴェラスに内定が発表になっている愛芽世は大学最後の試合を終えて、コートを去った。その宮部姉妹の母校でもある金蘭会高は岡山シーガルズにストレートで敗戦。鳴門渦潮高もV2のフォレストリーヴズ熊本にストレートで敗れ、女子の高校勢はともに1回戦で姿を消した。 9日は同じ会場で2回戦となり、V1のシードチームが登場する。 【1回戦の結果】 ■男子 福岡大 3-2 トヨタ自動車 早稲田大 3-0 岡崎建設 近畿大 3-2 ヴォレアス北海道 駿台学園高 3-0 高知工科大 日本大 3-0 松本国際高 昇陽高 2-3 東亜大 日本体育大 0-3 フラーゴラッド鹿児島 アイシンティルマーレ 2-3 天理大 ■女子 ヴィクトリーナ姫路 3-0 東海大 プレステージ・インターナショナルアランマーレ 3-1 九州共立大 PFUブルーキャッツ 3-0 アルテミス北海道 フォレストリーヴズ熊本 3-0 徳島県立鳴門渦潮高 JAぎふリオレーナ 0-3 青山学院大 KUROBEアクアフェアリーズ 3-0 福岡大 岡山シーガルズ 3-0 金蘭会高 ブレス浜松 0-3 東京女子体育大 【2回戦組み合わせ】 ■男子 ウルフドッグス名古屋―駿台学園高 VC長野トライデンンツ―近畿大 ジェイテクトSTINGS―早稲田大 東レアローズ―福岡大 日本製鉄堺ブレイザーズ―天理大 JTサンダーズ広島―フラーゴラッド鹿児島 東京グレートベアーズ―東亜大 パナソニックパンサーズ―日本大 ■女子 NECレッドロケッツ―フォレストリーヴズ熊本 トヨタ車体クインシーズ―PFUブルーキャッツ JTマーヴェラス―プレステージ・インターナショナルアランマーレ 埼玉上尾メディックス―ヴィクトリーナ姫路 久光スプリングス―東京女子体育大 デンソーエアリービーズ―岡山シーガルズ 日立Astemoリヴァーレ―KUROBEアクアフェアリーズ 東レアローズ―青山学院大