フィアットの世界観を体現した遊べるミニバン「フィアット・ドブロ」【最新ミニバン 車種別解説 FIAT DOBLO】
居住性
リヤゲートはガラス部分のみ開けて狭い場所でもラゲッジにアクセスすることができるのも重宝しそうだ。走りは至って軽快で、ステアリングの操作に要する力も軽い。適度に締まった足まわりにより、キビキビと走れる。低速から力強く加速するディーゼルもそれを後押しする。走りにダイレクト感があり、パドルシフトを操作したときの反応も心地良い。
うれしい装備
月間販売台数 NO DATA 現行型発表 23年5月 WLTCモード燃費 18.1 km/l
ラゲッジルーム
音への対策はそれほどでもなく、車内に侵入する音がやや大きめに感じられるのだが、そのあたりはご愛嬌ということにしたい。フィアットが好きでかつて愛車としていたが、手頃なトールワゴンがなかったことから他ブランドに流れたユーザーも少なくないようだ。こうしてドブロが日本に導入されたことで、彼らがフィアットの世界に戻ってくることが期待できそうだ。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.155「2024最新ミニバンのすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/155/
MotorFan編集部