来年子どもが入る幼稚園では、「月1500円」保育料がかかります。3歳から保育料は“無償化”と聞いたのですが、なぜ支払いが必要なのでしょうか?
幼稚園にかかるお金は保育料だけじゃない
子どもを幼稚園に通わせるとなると、かかるお金は保育料だけではありません。通園するための制服やカバンの代金、園で使う文房具などの日用品代、給食やおやつ代、行事にかかる費用や、バス通園をする場合のバス代などは全て保護者の負担となります。 預かり保育を利用する場合は、利用日数に応じて月額1万1300円までの利用料が無償化の対象となっており、月額1万1300円を超えた分は保護者が支払います。幼稚園の預かり保育を受ける子どもが無償化の対象になるには、保育の必要性の認定を受ける必要があるため、誰でも無償になるわけではありません。
幼稚園入園前にかかる費用を確認しておこう
幼稚園が新制度に移行しているかどうか、認可を受けているかなどの条件によって、一部の園では保育料無償化の上限金額があるため保護者の負担が発生します。 幼児教育・保育の無償化といっても、子どもが幼稚園に通うためには交通費や制服代などが別にかかりますので、事前にどれくらいのお金が必要なのか確認しておくと安心です。幼稚園選びの参考にもなるでしょう。 上限金額があるとはいえ、幼児教育・保育の無償化が子育て世代にとってうれしい制度であることは間違いありませんね。 出典 こども家庭庁 幼児教育・保育の無償化 全日本私立幼稚園連合会 「子ども・子育て支援新制度」について こども家庭庁 幼児教育・保育の無償化制度でよくあるご質問はこちら こども家庭庁 幼児教育・保育の無償化概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部