ベンチから戦況を見つめる阿部慎之助監督（左は二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ、右は岡本和真）（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人２―４ヤクルト（２１日・東京ドーム） 　交流戦明けのリーグ戦初戦は黒星となった。打線はヤクルトの先発・吉村貢司郎投手に８回途中まで４安打無得点に抑えられるなど沈黙。９回に２点代打・長野久義のタイムリーで２点を返したが反撃もここまで。今季７勝目、先発の戸郷翔征投手が６回まで投げ６安打３失点で降板、通算５０勝はならなかった。 【動画】初回に先取点を奪われた戸郷 【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】 ―９回は追い上げた 「そうですね、明日につながると思います」 ―相手先発の吉村を攻略できなかった 「前回の対戦でも手こずったんですけど、次に当たる時はしっかり対策していかないといけないなと思いましたね」 ―戸郷は６回３失点 「あまりいいようには見えなかったので。けど何とか最少失点で頑張ってくれたので、やっぱり先に点をあげてしまうとなかなか厳しくなってきてしまうので。そういうプレッシャーの中で投げないといけないのは大変ですけど、何とか先取点をあげないように、こっちは先取点を取れるようにすることだけだと思います」 ―西舘はこのところ疲れも見える 「まあ勉強ですよ」 ―初回無死二塁、立岡ヒッティングで左飛 「そうですね、普通に（バントで）送れば良かったって言われたらそれまでなんですけど、彼の技術だったりを信頼して、つないでほしかったので、はい」 ―リーグ戦再開で選手にはどんな言葉を 「とにかくオールスターまで２４試合あるんですけど、２４試合と思わないでね。とりあえず１試合１試合、全員がヒーローになるチャンスがあるので、そう思ってね、日々新たに毎日頑張ってくれっていうのはね。６０試合くらいになると、ああまた野球か、また野球かって慣れてきてしまうので、慣れたら勝てないよっていうのは言ったのでね、日々新たにと言ったのでね、明日も日々新たにやりたいと思います」