立浪監督に評価されず…?中日、前年から1軍出場がない選手(6)2軍で防御率10点台では
昨季は立浪和義監督の下で6位に終わり、球団史上初となる2年連続最下位の屈辱を味わった中日ドラゴンズ。今季もBクラスに沈んでいる中、チームでは一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に長らく二軍暮らしが続く選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない中日の選手を紹介したい。
石森大誠
投打:左投左打 身長/体重:178cm/83kg 生年月日:1997年12月3日 経歴:遊学館高 - 東北公益文科大 - 九州・火の国 ドラフト:2021年ドラフト3位 プロ入り後は制球難に苦しみ、ここまで一軍登板がない石森大誠。プロ3年目を迎える今季は、勝負の1年になりそうだ。 九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズ時代には36試合の登板で2勝1敗19セーブ、防御率1.73の好成績をマーク。速球派左腕として注目を集め、2021年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団した。 だが、ルーキーイヤーは一軍登板がなく、ファームでも17試合の登板で防御率6.33と低調な数字に。21回1/3を投げて与四球20とコントロールにも苦しんだ。 昨季もファームで22試合に登板し、防御率10.53と不安定さは拭えず。投球イニング(19回2/3)を大幅に上回る33四球を献上するなど、課題は克服できなかった。 プロ3年目の今季もファーム暮らしが続き、ここまで14試合登板で防御率7.36と、苦しい投球が続いている。 一方で、与四球は6つと制球面では改善の兆しを見せている。すでに26歳を迎えているだけに、そろそろ一軍デビューを果たしたい。
ベースボールチャンネル編集部