大谷翔平がついにニューヨークで外出? 昨季は引きこもり宣言も、山本由伸は「特別な人ですから…」
◆米大リーグ メッツ―ドジャース(29日・米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド) ドジャース・大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日午前5時10分開始予定)、敵地・メッツ戦のスタメンに「2番・指名打者」で名を連ねた。10試合ぶりの14号本塁打、日本人史上3人目となるメジャー通算100盗塁に期待がかかる。 外出をほぼしないことで有名な大谷が、今回の敵地・メッツ3連戦のニューヨーク遠征で、後輩の山本由伸投手(25)を連れて、外出した可能性が浮上した。 山本は29日(同30日)、試合前に敵地のブルペンで投球練習を行い、6月1日(同2日)の敵地・ロッキーズ戦の次回登板に備えた。右肩痛で負傷者リスト入りしているメッツ・千賀滉大投手(31)がメッツブルペンからフェンス越しに見守る中、フォームを確認しながら投げ込んだ後、外野フィールドに出て、千賀と約40分に渡って談笑した。 練習後、取材に応じた山本。初のニューヨーク遠征は楽しめていますか、と問われて「食事に行きました」。シンシナティから移動した26日(同27日)と、雨天中止になった翌27日(同28日)の2日連続で外食したと明かした。誰と出かけたのか気になるところ。大谷と行ったのか、と問われると「翔平さんに聞いて下さい。翔平さんの情報を漏らす奴になってしまうと会話してもらえなくなっちゃう。特別な人ですから」と、否定も肯定もせず、笑った。 山本によると、入った店は「隠れ家っぽいところ」という。大谷といえば、昨年4月にニューヨークで取材対応した際、ニューヨークの印象を問われ、「1回も外に出たことがないから、分からないです」と衝撃発言。大谷は、2018年にヤンキースタジアムに初見参し、その後、2021年から3年連続でニューヨークに来ていたが、睡眠最優先で外出もしないストイックな生活ぶりが話題になった。 山本のヒントが示唆した通り、ドジャースの日本人コンビが、摩天楼を見上げる隠れ家で、束の間の時間を楽しんだのだろうか。山本は26日のレッズ戦で今季2敗目を喫しただけに、先輩が気分転換に連れ出したのかもしれない。
報知新聞社