「平民宰相」原敬命日 園児お茶席体験も【岩手・盛岡市】
IAT岩手朝日テレビ
11月4日は、「平民宰相」として慕われた盛岡市出身の総理大臣原敬の命日です。 盛岡市内の寺で彼の功績をしのぶ法要が営まれたほか生家ではお茶会が開かれました。 法要は今回が104回目で、主催した「原敬を想う会」の会員らおよそ120人が参列しました。 原敬は、1918年、第19代内閣総理大臣となり、日本初の本格的な政党内閣を作りました。 鉄道整備や高等教育の普及、協調外交など政治手腕を発揮しましたが1921年、65歳の時に暗殺されました。 参列者らは民主政治を進めた原の偉業を称え大慈寺小学校の児童たちからは、原をしのび校歌を歌うVTRが披露されました。 一方、原敬の生家と記念館では、記念のお茶会が開かれ、本宮保育園の園児たちも参加しました。 この日のために事前に練習をしたという園児たち。原家ゆかりの流派江戸千家岩手不白会が点てた抹茶をお茶菓子と一緒に丁寧に味わっていました。 郷土の偉人として今も尊敬されている原敬。彼が幼少期を過ごした家でのお茶会は園児たちにとって特別なものになったようです。