センバツ高校野球 山梨学院がV報告 県庁 /山梨
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で優勝した山梨学院高野球部の栄誉をたたえる優勝報告会が11日、山梨県庁の芝生広場で行われた。高校野球ファンや市民らも参加し、あらためて全国制覇を祝った。 報告会には、長崎幸太郎知事や樋口雄一甲府市長、県高野連幹部のほか、同高の吉田正校長や吉田洸二野球部監督らが出席した。紫紺の優勝旗を持った進藤天主将(3年)を先頭に、金色の優勝メダルを首に掛けた選手、記録員計19人が広場の外周を行進すると、会場から「おめでとう」「ありがとう」などの声が飛びかった。 進藤主将は「課題を克服し、夏の甲子園出場を目標に、みなさんに喜んでもらえる結果を出せるよう頑張りたい」などとあいさつ。エースの林謙吾選手(3年)は「試合を重ねる中で自分たちのプレーができるようになった。優勝の結果に慢心することなく、今後も励みたい」と力強く話した。 長年の高校野球ファンで、初戦の東北高戦を甲子園球場で応援したという甲府市伊勢の主婦、大久保百合子さん(73)は「元気と感動をもらった。選手にお礼を言いたくて来た。喝采を送りたい」とたたえた。【山本悟】