デフリンピック東京大会まで1年、メダルは折り鶴のデザイン
日本で初めての開催となるデフリンピック東京大会の開幕まで1年となった15日、大会メダルのデザインが発表された。
デザインは3つの候補の中から、全国の小、中学生と高校生約8万人のオンライン投票で決定した。約4万票を集めて選ばれたデザインは「みんなで羽ばたく」がテーマで、メダルの表面には日本らしさを強調し折り紙の鶴などが描かれている。裏面は幾つもの線が交わり、世界の人とのつながりを表現している。メダルのリボンには江戸時代の人が好んでいたという濃い青色を使用している。
デザインはこの日、東京都内で行われたイベントで発表された。デフ卓球女子の亀沢理穂選手は「すごくきれいだと思う。私たち選手はたくさんメダルを取れるように頑張りたい」と決意を示した。
聴覚障害者の国際スポーツ大会のデフリンピック東京大会は2025年11月15~26日、東京、静岡、福島の1都2県で21競技が実施される。