課題解決EXPO2024開催 EV参入や人手不足解消につながる技術が集合
テレQ(TVQ九州放送)
EVなど新たな製造分野への参入や人手不足に悩む企業の課題を解消する製品や技術を集めた課題解決EXPO2024が7月3日、北九州市で始まりました。 2024年で4回目となるこの展示会には企業の悩みを解決する先端技術やサービスなどを提供する約280社が出展しています。こちらは、中小企業向けにEV、電気自動車のバッテリーなど、福岡県内ではほとんど作っていない部品や技術を展示。ある狙いがあるそうです。 福岡県中小企業振興センター 小川昌宏さん 「九州の製作所に見てもらいいまはまだ電動車は生産していないが、将来的に電動車を生産するときに部品製造に参入するきっかけにしてほしいと展示している」 福岡県内には、EVの部品を作っている企業がほとんどないということで、今後、国内でのEVの生産拡大に備え地元企業の参入を後押ししたいとしています。 福岡県中小企業振興センター 小川昌宏さん 「バッテリーと聞くと敷居が高いが、1点1点ばらした部品を見れば、これは自分たちでも作れるぞという気づきがあると思っています」 こちらは、電動のバスを製造するEVモーターズ・ジャパン。2025年度中に、若松区の自社工場で組み立てを開始予定です。またこちらは製品の軽量化に悩む企業向けに軽くて強いカーボンファイバーを混ぜて製造する3Dプリンターを出展している企業。1台約300万円ですが、引き合いは多いということです。 ファソテックカスタマーサクセス部 外山久美子さん 「自分たちで設計したものをすぐに形にして使うというところで、開発などの時短につながっていくというところが一番大きい」 この展示会は、北九州市小倉北区の西日本総合展示場で7月5日まで行われています。
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