運転者、歩行者目線の事故防止策とは 死亡事故現場で協議 鹿児島・薩摩川内市
鹿児島テレビ
高齢の男性が軽自動車にはねられて死亡した薩摩川内市の事故現場を警察や地元住民らが訪れ、運転者、歩行者の目線からの事故防止策を話し合いました。 5月6日夕方、薩摩川内市大小路町の市道で道路を歩いていた薩摩川内市に住む高齢の男性が直進してきた軽自動車にはねられ、死亡しました。事故は、午後7時半過ぎのあたりが暗い時間帯に発生しました。 薩摩川内支局 牧瀬大輔記者 「現場は線路の高架下を市道が通る、見通しの悪い道路となっています」 現場の市道は、国道3号への近道として利用されていて、4年前には道路が拡幅、また傾斜しているためスピードを出して走る車が増えたということです。 5月30日に参加した地域住民や警察などからは、車が速度を出さないようにする工夫や道路を明るく照らす街灯の設置を求める意見が出されました。 参加した住民「びっくりマークというが、そういう標識で危険を知らせた方が いいのではないか。ガードの下にも照明がほしいと感じた」 薩摩川内警察署交通課・児玉圭太課長 「車の運転者については上向きライトをうまく活用していただいて、また歩行者の方については明るい服装と夜光反射材の着用を心がけてもらいたい」 道路を管理する薩摩川内市は、今回の意見を踏まえ路面反射材の設置などを検討するとしています。
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