カブス、17年ぶり日本人コンビ対決制して3連勝 今永昇太13勝目&鈴木誠也は適時打含む3安打で援護
● ドジャース 3-6 カブス ○ <現地時間9月10日 ドジャー・スタジアム> シカゴ・カブスが日本人コンビ対決で連勝。先発した今永昇太投手(30)は7回3失点の投球で今季13勝目。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、適時打含む3安打を記録した。 今永は初回、先頭打者の大谷翔平を1球で遊飛に打ち取ると、わずか4球で三者凡退に抑える立ち上がり。4番エドマンに2打席連発を許すなど3被弾を喫すも、7回3失点と粘投。大谷を3打席無安打に抑え、4月7日の前回対戦と合わせた通算成績を5打席無安打、1三振とした。 カブスは2点を追う8回表、四球と失策で無死一、二塁の好機を作り、鈴木が中前適時打を放つと、相手の悪送球が絡んで同点の走者が生還。さらに、一死一、二塁から二塁手の失策により鈴木が決勝のホームイン。17年ぶりに日本人4選手が同時先発した試合を制し、ナショナル・リーグのワイルドカード圏内まで4ゲーム差としている。 この試合の今永は7回89球を投げて7安打、無四球、4奪三振、3失点という投球。8月24日のマーリンズ戦から4戦全勝を記録し、今季成績を13勝3敗、防御率3.03としている。 鈴木は山本由伸に対して2打席連続三振を喫すも、以降の打席で安打を続けて5打数3安打、1打点、2三振という内容。今永が先発した8月24日のマーリンズ戦以来となる1試合3安打をマークし、打率.273、OPS.824に向上した。
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