参院選を前に論戦 「ネット党首討論」開催(全文6完)身を切る姿勢を示すべき
4日に公示される参院選に向けた「ネット党首討論」(共催:ドワンゴ株式会社・ヤフー株式会社 協力:Twitter Japan 株式会社)が6月30日午後、都内で行われた。 【全編動画】参院選を前に論戦 「ネット党首討論」(2019年6月30日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「参院選を前に論戦 「ネット党首討論」(2019年6月30日)」に対応しております。 ◇ ◇
国民・玉木代表「与党としてコドモノミクスを実現したい」
馬場:ありがとうございました。続いて国民民主党、玉木代表への質問です。「代表の経済政策にはユニークなものが多いのですが、実現に向けて、いっそのこと与党と連携あるいは連立して進めるというお考えはありませんか」 玉木:ユニークだということを理解していただいてありがとうございます。私、1つはコドモノミクスといって、次世代の子供たち、教育、科学技術、こういったところに大胆に投資をしろということを申し上げています。この政策はぜひ私たちが与党となって実現したいと思っています。その上で、ただ、いい政策はぜひ取っていただきたいなと思うので、1つは国債発行の公債発行対象経費を大幅に見直して、子供や教育や科学技術についても公債を大胆に発行して、しっかりと未来に対する投資をやると。 今、高齢者のお金とかいろんなことに掛かります。何かを削ってやっと見つけて、教育だ、子育てだ、科学技術だ、未来投資だってやっても間に合いませんから、ここは低金利も生かして、こども国債、私は提案してますけれども、そういった未来投資国債のようなものを出して、大胆に、次の世代の成長や税収をつくるような投資を大胆にすべきだと、これは提言を申し上げたいと思います。
共産・志位委員長「連合とは協力関係を強めていきたい」
馬場:ありがとうございました。では共産党、志位委員長への質問です。「野党共闘をより進めていくために、連合との関係を改善していく必要があるとお考えですか。それとも現状で問題はないというお考えでしょうか」 志位:連合の皆さんとの協力関係をぜひ強めていきたいと願っております。連合の皆さんとはさまざまな政策課題では共通していることがたくさんあると思います。例えば、この間の労働法政の規制緩和、残業代ゼロ制度、裁量労働制の拡大、あるいは労働者派遣法の改悪等々には、反対する闘いでいろいろな協力をやってきました。それが全国各地で私たちと連合の皆さんとの協力する場面もたくさんありますので、そういう協力の環境を大切にしていきたいと考えております。 私自身の思い出で言いますと、かつて、これ2001年のことですが、鷲尾会長、笹森事務局長の時代に宮城県の蔵王町まで行きまして、そこで開かれた連合主催の夏期セミナーに講師として招待していただきまして、講演と質疑を行い、大変温かい交流をしたことを思い出します。ぜひ、お互いの立場を尊重しつつ一致点で協力できればと強く願っております。 馬場:ありがとうございました。ネット党首討論、終了の時間が迫ってまいりました。大変短い時間でしたのでお伝えしきれていないこともあるかと思います。また、短い時間で恐縮ですけれども、視聴者の皆さまに最後にこれだけは訴えておきたいということございましたら、お1人30秒以内でお願いできればと思います。 夏野:では日本維新の会、松井さんからお願いします。