最大9連休の年末年始で感染者増加か インフルエンザのピークはこれから
テレビ宮崎
年末年始の長い休みの期間中、インフルエンザに感染した人は多くいたとみられ、宮崎市の医療機関では、診察を待つ長い車の列がみられました。 これは6日、X=旧ツイッターに投稿された宮崎市の清山市長のポストです。「9連休の間に発熱などで体調を崩された方がかなりいました」とした上で、「いま体調を崩すと医療機関には同様の患者さんがあふれています」とインフルエンザの予防を呼びかけています。 宮崎市の16の病院で定点観測された1週間当たりのインフルエンザの患者数のグラフです。3週間前、12月16日からの1週間の患者は872人でした。その次の週は1.6倍の1421人に増えました。先週は592人と減りましたが、これは、年末年始で病院が休みになり、報告数が少なかったためで、実際はもっと多い可能性も十分あるということです。 例年、インフルエンザのピークはこれからです。 (愛泉会日南病院・峰松俊夫医師) 「日本の今後は、感染者が増えるのは間違いない。お正月で人がわっと動く。それを引き金にしてまた増えていく。おそらく2月から3月くらいがピークになるんじゃないかなと予想されている」 感染症に詳しい峰松医師によりますと、年末年始の9連休で人が多く動いたので、予想よりも早く感染のピークが来ることも考えられるということです。 受験シーズンも迫っています。咳エチケットやマスクの着用、こまめな手洗いや換気、さらに部屋を乾燥させないことも大切です。
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