ロザン宇治原、受験で重要なのは“体調管理”「僕は本気で“うがいと手洗い”が受験で一番大事だと思っている」
きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents 」(毎週日曜12:30~12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。12月17日(日)、12月24日(日)の放送では、「受験生応援スペシャル」と題し、お笑いコンビ・ロザンの宇治原史規(うじはら・ふみのり)さんをゲストに迎えて、お届けしました。
★ロザン宇治原が、受験シーズンを乗り切るコツを指南
京都大学出身で“高学歴芸人”としてクイズ番組などで活躍している宇治原さん。この日は、受験シーズンを乗り切るためのコツを教えてもらうことに。 宇治原さんは、小中と地元の公立校に通い、初めて受験をしたのは高校受験のときで、「正直言うと、結構、塾頼みというか、塾は重要だった」と当時を振り返ります。 宇治原さんが中学時代に通っていた塾では、同じ形式の問題を何度も解くことに重きを置いていたとし、「受験や勉強で一番大事なのは、難しい問題をどれくらい解けるかよりも、基本問題を落とさないことがすごく大事。結局、受験ってそこの勝負になってくる」と言います。 同じ形式の問題を毎日反復することがなぜ大事かというと、「試験の日は普段よりも緊張していたりするので、いつも通りできなかったりする。いつもとは違ったコンディションでも解けるくらいまで体に教え込むという感じ。だからそんなに難しい応用問題をやるよりかは、基本問題を100%で100点取れるという勉強方法。それは結局、大学受験のときも役に立ちました」と回顧。 そして、京都大学を目指すきっかけになったのは、高校時代に所属していたバスケットボール部で出会った相方の菅広文(すが・ひろふみ)さんでした。 高校3年生のとき、菅さんと一緒にいることが多く、進路の話になったときに「こうやって2人でしゃべっていることが仕事になったら最高やな」と思うようになり、2人で芸人を目指すことに。 あるとき、菅さんから「宇治原は勉強が得意やから、京大とか入ったら、芸人になったときに結構売りになるし、目立つかもしれへんやん」と言われたのがきっかけで京都大学を受験。「だから(京大を目指すことよりも)芸人になることのほうが先やったんです」と打ち明けます。 きゃりーから「(受験勉強で)心が折れそうになった瞬間はありましたか?」との質問に、宇治原さんは「正直言うとないんですよね」とキッパリ。というのも、高校3年生の春に部活を卒業し、菅さんとの会話がきっかけで京大進学を決意。 学校の先生や周りの人たちに「京大に受かる人って1日どれくらい勉強しているの?」と聞いたところ、「10時間ぐらい」という回答だったことから、宇治原さんは「だったら11時間やったら受かるなと思った」と当時を振り返ります。 そこで、「学校の授業があるときは別ですけど、夏休みとか自分で1日勉強するときは11時間勉強するというスケジュールを1年間立てたんです」と宇治原さん。 受験で一番大事なことは「心が折れないようにするためにはどうしたらいいか。スケジュールを立てるときに、それを考えたんですよ。もともと勉強が好きだったので(1日の勉強時間が)11時間だったらできるなという感覚があった。例えば、15時間やらないと受からないと言われて(毎日)15時間勉強していたとしたら、たぶん夏ごろに心が折れていたと思うんですよ。要は自分が折れない勉強時間はどのぐらいなのか、受験するまでの期間、どれぐらいの勉強時間だったら続けられるのか、心が折れない勉強時間がどれぐらいなのかを把握するのが大事」と説明します。