「鈴木誠也のおかげだ」最下位から2位まで急浮上! 連勝カブスが怒涛の追い上げ「ポストシーズン進出に向けて…」
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手は28日(日本時間29日)、ピッツバーグ・パイレーツ戦で「3番・指名打者(DH)」として先発出場を果たし、タイムリーヒットなどを放ち活躍した。カブスは連勝を積み重ね、プレーオフ進出が視野に入る状況になっている。チームの躍進に同選手が大きく貢献していると、米メディア『CGウォール』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 鈴木は今季、107試合に出場し打率.278、19本塁打、64打点、OPS.843(出塁率.350 + 長打率.493)をマーク。2年連続20本塁打に王手をかけた状態だ。特に過去7試合の活躍は凄まじく、26日(同27日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ戦では6打数4安打3得点という素晴らしい成績を挙げ、次の試合では同点ツーランホームランを放っている。 鈴木の活躍もあり、一時期最下位だったカブスは、28日(同29日)のパイレーツ戦を終えた時点で、2位まで浮上した。同メディアは「過去2週間、カブスは印象的な成績を残し、74得点を挙げている。これはこの期間のMLBで2番目に多い得点だ。また、長打率と二塁打数でも3位にランクされ、三振も最小限に抑えている。この攻撃の爆発により、カブスの勝率は .500を2ゲーム上回り、シーズン終盤に近づくにつれて強力なカムバックが期待される。この復活の大きな要因は、カブスの傑出した鈴木のおかげだ。鈴木はチームの最近の成功に大きく貢献しており、過去7試合で打率 .467 を誇っている」と報じ、鈴木の活躍を讃えている。また、今後の展望について「鈴木が先頭に立ち、クレイグ・カウンセル監督が率いるカブスは、ポストシーズン進出に向けて説得力のある主張を展開している」と伝えた。
ベースボールチャンネル編集部