赤楚衛二&錦戸亮、「リベンジ」とは真逆な優しさあふれる第一印象 お互いの共通点も発覚
◆「リベンジ」「復讐心」はあるタイプ?
――演技のやりとりも楽しみですね。 錦戸:楽しみというか、きっちり翻弄していきたいっていうのはありますね。海斗が郁弥に対していろんなことをぶつけてきたりしてもひょいってかわしていくことが結構あって。 赤楚:僕自身だったら、ひょいひょいかわされてしまうんじゃないかと思うくらい、錦戸さんが演じる郁弥は何枚も上手だと思うんです。今回は海斗自身にちょっとクレバーなところもあるので、必死に喰らいついていけたらなと思います。 ――お二人は「リベンジ」「復讐」という感情についてはどう思われますか? ご自身の中にもそうした感情はあるタイプでしょうか? 赤楚:大体のことは忘れて楽しく生きようと思うんですけど、意外と負のエネルギー、憎しみとか怒りとかも原動力にはなるので、一概にそうした思いを全部捨てちゃおうともならないですかね。 錦戸:リベンジして勝てそうだったらチャレンジするかもしれないですけど、絶対無理やろうなって思ったら挑まないですね。勝てない相手は山ほどいますから。そういう中で生きていくのも、年を取ってきたら上手になっていきますよね。 ――錦戸さんは、5年ぶりのフジ系ドラマ出演です。 錦戸:湾岸スタジオの4階がめっちゃ改装してるじゃないですか。なんやこれって思いましたし、食堂の横のコンビニもあんなに立派じゃなかった(笑)。5年という日数来られんくなるかもしれないことを選んだのは自分なんで。だから久しぶりに来れて、もちろんうれしいなという気持ちはありますけども、別にそれ以上でもそれ以下でもないですかね。 スタジオでは、『トレース』や『ラスト・フレンズ』でお世話になったプロデューサーさんや、監督さん、いろんな人に会いました。それぞれみんな偉くなってました(笑)。
◆初共演の2人 お互いの印象&聞いてみたいことは?
――お2人は今回が初共演となります。(取材当時)まだ撮影が始まったばかりとのことですが、お互いの印象はいかがですか? 赤楚:錦戸さんはフラットで優しくて、すごくホッとしました。あと、素敵ですよね。 錦戸:いやいやいや。やめて(笑)。 赤楚:小学校のころからテレビで見ていたんで。テレビのこっち側の人なんだっていうテンションで、初めてお会いした帰りにマネージャーさんに「うわ~、本物でしたね」みたいに言っちゃいました(笑)。 錦戸:(笑)。僕の赤楚くんの印象は、めちゃめちゃ優しいし、柔らかい雰囲気を持っている方で、こういう取材の受け答えもしっかりしてるなって思いました。あと、楽屋の前を通ったら名前がかっこいいなって思います、“赤楚衛二”っていう字面が(笑)。 赤楚:(笑)。 錦戸:役を通してだと対立するような描写ももちろんあると思うんですけど、僕も穏やかに過ごしたいですし、仲良く和気あいあいとやれればいいなと思います。 ――テレビで見ていたというお話がありましたが…。 錦戸:出てましたけど(笑)。いやいや、僕も赤楚くんを見ていたほうだし。一緒にやるとなってから、ネットとかで赤楚くんの記事が出てきたら、タップして(笑)。なんかひげモジャモジャでいるのを見たよ。 赤楚:ありましたね(笑)。 ――お互いに聞いてみたいことはあったりしますか? 錦戸:2人でいるときに直接聞きます(笑)。どこ住んでるん?ってリアルに聞きそうになった(笑)。 赤楚:(笑)。関西弁は気になりますね。どちらなんですか? 錦戸:大阪。Wikipediaレベルやん(笑)。赤楚くんは? 赤楚:生まれは大阪なんですけど、育ちは名古屋です。 錦戸:うそ! 大阪どこ? 赤楚:守口です。 錦戸:え!? まじで? 俺門真だから隣だわ。今初めて知りました(笑)。 赤楚:(笑)。ほかに聞いてみたいのは…、なんですかねぇ…。 錦戸:ないやん!(笑) (記者に向かい)無理させないであげてください(笑)。 赤楚:好きな食べ物はなんですか? 錦戸:なんやろ? 桃。 赤楚:…僕、アレルギーなんです…。 錦戸:ごめん…。チェリーもあかんの? 赤楚:(頷く) 錦戸:そうなんや…。アレルギーを知ることは大事やからね。ちなみに僕は猫アレルギーです(笑)。 (取材・文:近藤タイスケ 写真:松林満美) 木曜劇場『Re:リベンジ‐欲望の果てに‐』はフジテレビ系にて4月11日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。