メイク・イット・シンプルの内外装意匠に回帰「ホンダ・ステップワゴン」【最新ミニバン 車種別解説 HONDA STEP WGN】
居住性
日産e-POWERとは違って、エンジンの存在を抑えるのではなく、加速時にはあえて快活なエンジン音を聞かせることで気持ちのいいフィーリングとしているのがホンダらしい。エンジン車もターボラグが減らされて扱いやすくなった。CVTの悪癖であるラバーバンドフィールも、軽くはないボディの割にはよく抑えられている。パワートレイン以上に進化を感じるのがシャシー性能だ。サスペンションのフリクションが少なくスムーズに動くので、乗り心地が快適。それでいて背高なボディでも安心できる安定性が確保されている。先代よりもソフトなのだが、リヤの踏ん張り感があるので、快適性と安定性の両立が果たせているのだ。
うれしい装備
月間販売台数 3937台(23年5月~10月平均値) 現行型発表 22年5月 WLTCモード燃費 20.0 km/l※「e:HEV AIR
ラゲッジルーム
デザインと乗り味が大いに洗練されたステップワゴン。抜群の人気を誇った初代や2代目を彷彿とさせる出来映えなのだ。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.155「2024最新ミニバンのすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/155/
MotorFan編集部