ザ・リンダ・リンダズ、新作アルバムより”ウィアード・アル”・ヤンコヴィックとのコラボ曲を公開

　米ロサンゼルスのガールズ・パンク・バンド、ザ・リンダ・リンダズ（THE LINDA LINDAS）が、10月11日（金）にリリースするニュー・アルバム『No Obligation』より最新シングル「Yo Me Estreso /ヨ・メ・エステレソ」とそのミュージック・ビデオを公開。この曲とビデオには、ゲストとしてパロディ音楽のキング、“ウィアード・アル”ヤンコヴィックがアコーディオンで参加しています。 　楽曲について、メンバーのベラ・サラザールは「『Yo Me Estreso』は、いつもストレスを感じていて、いつも不安で、人々が自分に怒っているんじゃないかと考えてしまうことについての曲です」と説明。「この曲は、たくさんのcorridos tumbados、banda、Duranguenseを聴いて、私たち自身のパンクスタイルでそれを表現することからインスピレーションを受けました」と語っています。 　高い評価を得たデビュー・アルバム『グローイング・アップ』から約2年ぶりとなる2ndアルバム『No Obligation』は、L.A.パンクとポストパンク、ガレージロック、パワーポップ、ニューウェーブ、ロック・エン・エスパニョールを融合させた興味深い進化をさらに推し進めた作品。バンドがこのアルバムを作詞・録音したのは、春休みや冬休み、長い週末の間だと言います。ルシア・デ・ラ・ガーザとベーシストのエロイーズ・ウォンはまだ高校生で、ドラマーのミラ・デ・ラ・ガーザは最近中学校を卒業したばかり、ベラ・サラザールは彼女たちが学校を終えるのを気長に待っているという状態。そのような中、彼女たちが学校やツアーにいない時間を使って進められてきました。アルバムのオープニングとなるタイトル曲で、エロイーズが「私には何の義務もない」と叫び「ただ期待を払いのけるだけだ」と歌っているように、このセカンドリリースの最初の瞬間から、ザ・リンダ・リンダズが期待を裏切り、既成概念に挑戦する姿勢を鮮明にしているかのようです。 Photo by Jessie Cowan