中島健人“松永”が「保護者の役割」に揺れつつ、“頭ポンポン”する優しさに胸キュン<リビングの松永さん>
中島健人(Sexy Zone)主演のドラマ「リビングの松永さん」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系) の第5話が2月6日に放送された。松永(中島)の頼もしさと優しさが垣間見えるシーンは、美己(高橋ひかる )ならずとも好きになってしまいそうな魅力があふれていた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】鋭いアドバイスをする健太郎(向井康二)にドキッ ■松永に内緒でアルバイトをする美己 本作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスが舞台。恋に不器用なアラサーのグラフィックデザイナー・松永純(中島)とピュアで一生懸命で恋愛偏差値の低い高校生・園田美己(高橋)が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディー。 シェアハウスで暮らすメンバーとして、特定の恋人は作らない主義のバーテンダー・鈴木健太郎を向井康二(Snow Man)、医大に通う大学生で恋愛に興味がない北条凌を藤原大祐、カレー屋でアルバイトをするオタク系女子・服部あかねを大久保桜子、美己にとって憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子を黒川智花が演じる。 第5話は、松永の誕生日が近づき、シェアハウスの住人からそれぞれプレゼントを贈ると聞いた美己。これまでのお礼も兼ねて自分もプレゼントしたいと考えるが、バレンタインデーも近く、予算が足りない。そんなとき、凌がアルバイトをするカフェが人手不足だと聞き、松永に内緒で働くことに。 ■ヤキモキする松永に健太郎がひと言 美己がアルバイトを始めて数日後、松永が編集者の三枝(ファーストサマーウイカ)と偶然カフェにやって来る。凌の機転で何とかその場をやり過ごすことができたと思う美己だったが、松永は気づいていた。 その夜、健太郎のバーに向かった松永は、美己がうそをついていたことにショックを受け、さらに美己と凌が付き合っているかもしれないとヤキモキ。健太郎は「手出す気ないなら、口を挟む権利もないよ」「そっと見守ることだって保護者の役割なんじゃないの」とピシャリと言うのだった。 ■松永、美己、凌の三角関係が加速 そんなある日、カフェの片付けの手伝いで美己の帰りが遅くなる。松永は心配しながらも凌も一緒だろうと思っていたが、凌は大学の実習だった。 連絡がつかずに慌ててシェアハウスを飛び出した松永は、美己が男に連れ去られそうになっているところに遭遇。相手を一喝して追い払った。 「はぁ~、びびった~」とホッとする松永。その背中に恐怖と安堵(あんど)で美己が抱きつくと、「もう大丈夫だ」と振り返って頭をポンポンとした。 “保護者”としての責任感はもちろんだが、優しさと頼もしさマックスな松永。その中で美己の気持ちが自分に向かっていることに気付かない鈍感さと、気付かぬうちに自身の気持ちにブレーキをかけているような不器用さも垣間見えるからこそ、キュンとさせられた。 鈍感といえば、美己もだ。凌がシェアハウスに入居したのは「内見に来たとき、気になる子がいたんだ」と打ち明けたのに、それが自分とはつゆにも思わず猫のサバコだと勘違い。 鈍感同志な松永と美己、そして静かに美己に思いを寄せる凌の三角関係が動き出した。これから面白さが加速していくはずだ。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部 ※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記