日本は「世界レベルで大人気」も…代表OBが“サッカー人気”危惧「メディアの問題はかなりある」
栗原勇蔵氏がサッカー人気について言及
森保一監督率いる日本代表は11月にアウェー2連戦を戦うなか、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のインドネシア戦(15日)に向けて練習をスタートさせた。現地インドネシアでは熱烈な歓迎を受けているが、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「世界レベルで大人気になっている」と語った。 【実際の場面】「人気エグすぎ」日本代表選手がインドネシアファンから大歓迎を受けた一部始終シーン 日本は11月シリーズで15日にジャカルタでインドネシア代表、同18日には廈門で中国代表と対戦を控えるなか、空港到着の際や、練習場では現地の人が名前を大声で叫んだり、初日の練習にはインドネシアメディアが50人近くも集まるなど歓迎ぶりが話題になっている。 その理由の1つにインドネシア国内での放送事情がある。欧州各国やJリーグの試合も見られ、街中ではプレミアリーグなどが流れているという。それ故に欧州各国でプレーする日本人は「世界レベルで大人気になっている」と栗原氏は触れつつ、「今は全世界で放送されているし、欧州で活躍してて昔よりも分かりやすく人気になっている」と言及している。 インドネシア国内でのサッカー熱が話題になっているなか、日本ではアウェー戦の地上波放送がないなど苦しい状況に。インドネシアを引き合いに出し「メディアの問題はかなりある。一般人を興味湧かせるために色々やらないと難しい。民放で日常から宣伝CMを流し続けるのが早いと思うし、バレーボールがいい例」と、他スポーツの盛り上げ方を具体例として挙げた。 また、「いい選手もすぐ海外行ってしまうし、今まで通りやっててもJリーグは衰退しそう」と、代表の強さへはつながるものの両立させるのは難しい問題点も指摘している。
FOOTBALL ZONE編集部