僕が見たかった青空・早崎すずき「遊ぶ時間もないくらいピアノを練習していた小学生時代」
部活に打ち込むことで本番に強くなりました
──やっぱり練習は毎日していたんですか? 早崎 全盛期は小学校高学年でした。月~金は3~4時間、土日は7~8時間練習していて、遊ぶ時間もないくらい。でも学校ではピアノを習っていることを明かしていなくて、小学校では1回も披露することはなかったです。中学校では弾いたことはあったけど、積極的に弾くことはありませんでした。高校でも卒業のタイミングで「弾けるの!?」って言われたくらいで、知らない人がほとんどでした。 ──勉強のほうはどうでした? 早崎 中学では真ん中でしたけど、高校では学年1位でした! 高1のときは下のほうだったけど大学の推薦がほしくて、めっちゃ勉強しました。その頃はもうピアノ最優先の生活ではなかったので、結果1位になれたんです。 ──一方で部活のバドミントンにも力を入れていたのだとか。 早崎 中高どちらもがっつり部活動をやっていました。中学では初心者しかいなかったから、大会には出ていました。高校では経験者だったのでレギュラーでした。 ──打ち込むことで得たものはありましたか? 早崎 本番に強くなりました。緊張することに慣れたというか。あと、高校ではバトミントン部の副キャプテンになったので、責任を取る立場になって、意識が変わりました。練習メニューを考えるのが副キャプテンなんです。体力もつきましたね。 ──最後に目標を教えてください。 早崎 個人としては、一つの目標を決めて、それに向かって地道に頑張ることです。グループとしては、一つになることです。まだ本当の意味で一つになりきれていないような気がしているので。いつか本当の気持ちをぶつけ合って、グループとしてひとつになりたいと思います。 (取材・文/犬飼 華)
ENTAME next編集部