鳥取県智頭町特産の「リンドウ」の出荷が始まりました。 釣鐘型で、色鮮やかな青紫色の花を咲かせる智頭町特産の「リンドウ」。6月18日、鳥取県智頭町の選花場で、リンドウの出荷作業が行われました。智頭町のリンドウは、早咲きの品種で全国的にみても早い出荷だということです。今年は、5月に雨が降らない時期があったため、畑が乾燥しないよう水やりを行い、平年並みの出来となりました。 18日は、約1200本の花が選花場に持ち込まれ、選花員が、花の付き具合や茎の長さなどを一本一本確認し、大きさごとに分けて箱に入れ出荷作業を進めていました。 智頭りんどう生産部会　林田紀義 部長 「生け花等にしたり、玄関先に飾ってもらったりして、紫の色を楽しんでもらえたらと思っています」 リンドウの出荷は、8月中旬までの予定で大阪や姫路などの市場に、約5万本出荷して、300万円の売り上げを見込んでいます。