草なぎ剛が娘を守ろうとする父親役に自信「初めての顔を皆さんにお見せできると思う」
草なぎ剛が、5月14日に都内で開催された映画「碁盤斬り」(5月17日[金]公開)の大ヒット祈願神社イベントに、清原果耶、白石和彌監督と共に登場した。 【写真】清原果耶の印象を語る草なぎ剛 ■映画「碁盤斬り」 映画「碁盤斬り」は、あるえん罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りを賭けて復しゅうに向かい、囲碁を武器に鬼気迫る死闘を描くリベンジ・エンターテインメント。 身に覚えのない罪をきせられた上に妻も失い、故郷の彦根藩を追われ、娘の絹(清原)と2人、江戸の貧乏長屋で暮らしている浪人・柳田格之進(草なぎ)。かねてからたしなむ囲碁には、その実直な人柄が表れ、うそ偽りない勝負を心掛けている。そんなある日、旧知の藩士により、悲劇のえん罪事件の真相を知らされた格之進と絹は、復しゅうを決意する――という物語が描かれる。 ■草彅剛「ちょっと下心が出たような気もしました(笑)」 大ヒット祈願を終え、囲み取材に応じた草なぎは「天気が素晴らしくて、天も応援してくれているのかなって。すごく爽やかな気持ちで、『皆さんに優しく伝わるように』と、みんなが応援してくれているような感じがして、幸せな気持ちになりました」と振り返り、「ご祈祷では、あまり欲張ったことをお祈りしたら神様に怒られそうなので、『よろしくお願いします』ということだけ祈ったのですが、どこか『たくさんの人が来てくれればな』というちょっと下心が出たような気もしました(笑)」とユーモアたっぷりに告白。 また、初共演となる清原について「すてきな方だなとは思っていたのですが、会うと思っていた以上にすてきで、『僕の娘でいいのか?』って。『優しい娘だな』って思いました」と第一印象を明かし、「(撮影中は)毎日新鮮で、毎日“清原オーラ”が違くて、すごく瑞々しくて。清らかで純粋なんだけど、それでいて大人の面も持ち合わせていて、大人な部分と幼い部分のバランスが絶妙で、父ながら毎日ドキドキさせてもらっていました」と述懐した。 ■草なぎ剛「役に入っている僕は違うので!」 そんな中、「ポスターが草なぎさんだと分からない」という声があると聞かされた草なぎは、「いいっすね。褒められてるのか、何なのか…(笑)。でも、役に入っている僕は違うので! これは清原さん演じるお絹を守ろうとしている父の顔です。監督が時代劇初メガホンだったのですが、私も初めての顔を皆さんにスクリーンでお見せできると思うので、楽しみにしていただきたいです」と自信たっぷりにアピールした。 ※草なぎ剛のなぎは、「弓へんに前の旧字体その下に刀」が正式表記 ◆取材・文=原田健