大学生連続放火「世間の注目集めたかった」懲役3年の判決 400年の歴史ある神社焼失 判決受け『再建へ』決意新たに
■「神社がどうなったか写真も見たと思う。社会復帰後のケアを十分に活用して」と裁判長
また増田啓祐裁判長は最後に被告の男に対して次のように語りかけた。 増田啓祐裁判長:6件の放火を起こして、社会に与えた危険性の責任はやはり重い。まず最低限のことをして、こういうことを繰り返すことのないよう、火をつけるのがどれだけ危険か分かったと思います。 愛宕神社がどうなったか写真も見たと思います。繰り返すことのないように、生活環境を整えることも必要。社会に戻ったあと、地域の中でケアしてくれる人たちのもとで生活も期待される。サポートする人のもとで、生活するときは、その人のことをよく聞いて、社会復帰したあとのケアを十分活用して生活してください。
■「反省の弁もない。他人事みたい」
愛宕神社再建委員会 土手隆晴委員長:求刑が5年で、(判決が)3年ですか。なんか短いような、よう分かりませんけど。反省の弁もありませんし、これでいいのかと思うのと、我々被害者に対して何もない。他人事みたいに私は受け止めました。 土手さんは『再建に向けて一歩でも近づけるように頑張りたい』と決意を新たにしていた。 (関西テレビ 2024年6月12日)
関西テレビ